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結婚話は突然に

結婚への意識

私の結婚話は突然にやってきました。別にお見合いをしたわけではなく、紹介をされたわけでもないのだけれど。
いずれは結婚を考えていた相手と一緒に暮らしたいと思ったからなのです。短大を卒業後、田舎から上京して、お互い会社勤めをしていました。自分の家、自分のお気に入りのグッズに囲まれての生活はとても気楽で楽しい生活でしたが、数年間のワンルームマンション生活。

お気に入りのグッズが溢れかえり、快適な暮らしとは言いがたい状況になってしまいました。とりあえず、こちらでの生活にも慣れ、貯金もある程度出来たので、もっと広い部屋でお気に入りのグッズ達も綺麗に飾れるような、快適な生活を送りたいと思ったからなのです。

親元にいるわけではないので、それぞれの家があってもいつも一緒にいる生活。ならば、一緒に暮らしたほうが何かと便利だし、経済的に楽、同棲を始めてみようと思いたったのです。特に咎める相手というか、自分達が告白しない限り同棲してもバレないと安易に考えて、物件探しを始めました。

物件探しで思わぬ展開

時代はまだまだ好景気で賃貸住宅も更新の度に値上がりを要求されても不思議ではない貸手市場。なかなか条件に合う物件はすぐには見つかりませんでした。そんな中、駅にも近く、駐車場もある、いかにも新婚さん向けと言ったアパートに出会いました。すぐに見学をして、申し込みをしたけれど、タッチの差で別の方に決まってしまいました。すっかりその気になっていたので、落胆は大きく、他の物件を見ても、気に入らない状況でした。そんな感じで諦めきれないながらも仕方なく、物件探しを続けていたある日、同じアパートの別の部屋が空いたとの知らせが舞込んで来ました。2階の東角部屋だったので、最初に見せてもらった部屋よりも好条件。すぐに申し込みをして、部屋を確保。私のお気に入りグッズ達やプリザーブドフラワーアレンジメントはどこに飾ろうかしらと思いを巡らせていたのですが、条件が一つあるとの通告。夫婦でなければダメですとのこと。

物件探し

私達が安易に考えていた同棲を親ではなく大家さんからダメ出しを貰ってしまったのです。もう私達はこの家での暮らしを思い描いていたので、ベルビーフルールでお花のインテリアを見ては、あれも買いたい、これも買いたいと、新生活グッズまで思いを馳せていたところでしたので、あっけにとられるというか、あり得ないと、この状況を打破する方法を考えたのです。大家さんの妥協条件は婚約者で結婚が決まっているのなら、貸してもいいとの答えでした。現在ならこんなに厳しい条件を出してくる賃貸アパートはないと思いますが、当時は貸手市場。すぐに空き部屋も埋まってしまう状況。

さらに大家さん家はお隣でごまかしが効かない。私達にとっては苦しい状況。婚約指輪をはめて、「私達、婚約しました!」と宣言でもすればこの部屋を借りる事が出来るのではないかと思ったのも、すぐに先手を打たれてしまいました。親御さんのサイン、電話、住所入りの婚約証明書を提出して下さいと言われてしまったのです。お互い結婚指輪をはめてポーズだけでの新婚気分の暮らしもいいな、なんて思っていた私達の目論見も水の泡。大家さん、経験を重ねてきただけあって何枚も上手でした。

そして結婚へ…

そうなると、この部屋を借りるための手段はたったひとつ。婚約して結婚するしか他ないのです。いずれは結婚をしようと思っていた相手でしたので、後悔はなかったのですが、突然の結婚話に親も驚いていました。当然でしょう当の本人達も驚きの決断だったのですから。なので、残念な事に私はプロポーズをされてないのです。婚約指輪と共にプロポーズされる事に多少の憧れもありました。100歩譲って、婚約指輪と共にロマンティックなプロポーズ、それは無理だとしても、こんなあっけなくロマンティックの欠片もない、あまりに現実的な理由で結婚を決めるとは思いもしていませんでした。

この話は結婚式の質問コーナーの結婚を決めたきっかけでも話していません。もちろん親にも話していません。親には結婚をしたいから、準備のために早めに一緒に生活をスタートさせたいと言いました。当然です。私が親なら、引越しがしたい、そんな理由の結婚話には反対するでしょう。現在結婚して16年、子どもも二人いますが、子ども達にも絶対に話すつもりはありません。娘には婚約指輪ともにプロポーズの王道を経験して欲しいと思っているのは、私のエゴかもしれません。大家さんから出産祝いに頂いたおむつケーキはきちんと使っています。なんだかこのおむつケーキが捨てられないんです。記憶に残るプレゼントをくれるような人ですから、大家さん、決して悪い人じゃないんですけどね。

結婚して思うこと

今もってつくづく思います。若さや勢いって時に思いもよらぬ方向に行ってしまう事。きっかけは広い部屋に住みたい、私の様々なお気に入りグッズを飾りたいとかが結婚までに至ったのですから。上京してまだ金銭的にも余裕がなかった時、気持ちだけでも潤いをと思ってデパートで奮発して買ったティーカップ達。小さな食器棚に窮屈に押し込まれていた私のお気に入りグッズが、新生活のスタートで買った大きな食器棚に綺麗に並べられた時、とても気持ちは充実していました。こんなドタバタ婚約だったけど、まあ私達らしいのかと。こんなことでもなければ、もしかして結婚をしていなかったかも知れないと思ったりもするので、今は楽しい思い出の一つと思っています。大家さんからの出産祝いで頂いたギフトも当時は家計を助けてくれちゃいました。ちなみに出産祝いならオリジナルクラフトKのギフトをお勧めします。

このアパートに引越しをした時から、私達の結婚、結婚式の準備、プリザーブドフラワーブーケ選びがスタートしました。私達の田舎は沖縄。結婚式は沖縄で行うので、準備も色々大変でした。結婚式までの準備期間は1年、それなりの期間はありましたが、遠距離ゆえ、やはりスムーズに事を運ぶのは労力を使いました。でも、それも今となっては楽しい思い出であり、この結婚の様々な作業を進めていく事は、自分の人生を振り返ってみても、一番の楽しかった記憶です。自分自身が主役で、これ程までに自分の気持ちと向き合った事はなかったと思います。


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Last update:2021/5/20